ムンバイを首都とするマハーラーシュトラ州のNashik(ナシック)地方には、いくつかのワイナリーが点在しています。
ムンバイから車で4時間、この地域に来るとゴツゴツとした岩肌や緑に溢れ、スイスかヨーロッパか?と見間違うような景色が広がっています。もちろん、幻想ですけどね。
さて、一軒目はVallonneという家族経営に近い小さなワイナリー。醸造設備もコンパクトで、種類は10種類くらい。こだわりを持って丁寧に作られていて、価格もリーズナブル。
ワイナリーに併設されているレストランは中々のクオリティで、4組まで宿泊もできるとか。
樽で熟成されたヴィオニエと、タンニンがまろやかで超熟赤のシラーズ、アカシヤのハチミツのようなフレーバーのシュナンブランの甘口は、インドでワインでしょ?と言う偏見を捨てて飲みたい。
このワイナリーのロゼはカベルネソーヴィニヨン。ほかのワイナリーはジンファンデルが多い中、少し方向が違います。また、シャルドネを栽培しておらず、スパークリングも今のところはありません。