0062 タクシー

いつもの出社時間にフラットの下に降り車を見つけるも、ドライバーの姿が見えない。

電話を鳴らしながら周りを見渡していると、慌てて明後日の方向からやってきて、開口一番『グッドモーニング、サー。ベリーソーリー、サー』。

さては寝坊でもしたかと、まぁ、許容範囲かな、と思っていたら『車が壊れた』と。おいおい、大丈夫か?と思っていると『ノープロブレム、サー。』こちらへ来いと言われて、とりあえずついていく。

すると、街では山ほど見かけるけど、まだチャレンジしてない黄色と黒のツートンカラーのタクシーが待ち構えているではないですか。

恐る恐る乗り込み、ついでにドライバーも乗り込んで、20年くらい前の軽自動車並みの車で会社に向かいました。

もちろんエアコンなどなく、窓はフルオープン。インドの街の朝のにおいを感じながら出社しました。

秘書が一言、『それは朝からアドベンチャーでしたね』と。

次はエアコン付の青と白のボディの車を捕まえてくれ…

 

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